やっぱり、気楽が一番

気楽に、思ったことを書いていきます

ハラスメントは自然とやってくる、と思った件

こんにちは、BBです。


今日は、日々思うことを書いて行きたいと思います。


ハラスメント、聴くだけで、『そうそう、そういう人いるよね』と思うと思います。


で、ハラスメントしている人は、自分はハラスメントしているとは思っていない。
そんなはずないだろう、嘘つくな! とか言いたくなるんじゃないでしょうか。


私は、問われるとまず答えを探して、なぜ、その回答になったのか、後で考える帰納法で物を考える人間(A)です。だから、答えを出した後、もっとこうした方がよかった、としょっちゅう後悔しています。


逆に、問われて、色んなリスクを考えてしまい、結論を決めきれず迷ってしまう演繹法的な思考の人(B)も居ます。


この二人が出会うと、こんなやり取りになることがあります。


A:ジュースを飲みたいので、『青いコップを作ってよ』
B:はい


暫くして
B:『コップに取っ手がついてた方がいいですか?』
A:『いいんだよ、どんなコップでも』(面倒くさいやつだなぁ)


暫く間をおいて、
B:『青は、薄い水色でいいですか?』
A:『青なら何でもいいんだよ』


また、しばらくして
B:『青の薄さはこのくらいですか?』
A:『とりあえず早く作ってくれよ』
みたいな感じになります。

これだけみると、世の中、どんくさいやつが居るなぁ、と思うかもしれません。


ですが、Aは結論を出すのは早いですが、その過程があいまいなため、途中で方向性を確かめないと全然違う方向に行ってしまう可能性があるタイプ。


逆にBはマニュアルをしっかり読んだり、ひつこいくらい確認をするタイプなので、方向性が大きく外れることはありませんが、色々考える分、遅くなり勝ちです。


つまり、どちらも間違っていないんです。


だから、自分はどうしなければいけないのか、ということと、やはり自分とは本質が違う人間が居る、と言うことを知らなければいけないと思っています。


で、本質を自分と同じに変えようとする、それを指導と呼ぼうとする人も居ますが、人の本質の部分なので、変わりません。


こういったことで、ハラスメントが起き易いんじゃないか、と思っています。



今度は、サッカーに例えると、


C選手:ゴールを決めたのは自分なんだから、みんな褒めてほしい。新聞の一面は自分。
(成果を積極的に求め、称賛を欲しがるタイプ)

・成果が出た時に、少し大げさでも、褒めてあげないと、モチベーションが下がります。


D選手:ゴールが決まったのは、苦労して出した自分のパスのお陰なんだから、褒めて欲しい。
(積極的に相手をサポートするが、お礼を求めてしまうタイプ)

・積極的にサポートされた時は、ちゃんとお礼を言わないと、モチベーションが下がります


E選手:ゴールやアシストじゃない。各人が役割をこなし、チームが勝ったことが一番。
(自分の役割をこなそうと頑張るが、役割がはっきりしていないと動けないタイプ)

・目立たなくても、チームの為にやったことを評価してあげないと、モチベーションが下がります。


チームとしてはC・D・Eさん、どれも必要です。
これって、こんな人になろう、と言うような、人の良し悪しじゃないんです。


これが面白いのは、CさんがD、Eさんにはなり得ないんです。
たとえD、Eさんのようなことを思うことがあっても、やっぱりCさんが一番うれしいのは褒められた時なんです。Dさんなら、サポートしたことにお礼を言われた時なんです。


つまり、こういったことは人の本質であり、1つのようなんです。


これをチーム全員で共有し、見事、Jリーグ開幕時の1stステージで優勝したのが、サンフィレッチェ広島、だそうです。(関係者の方から、直接お聞きしました)

自分の本質を知り、自分とは本質が違う人間が居る、と言うことを知れば、ハラスメントが無くなる、とまでは言いませんが、私自身、かなり生きやすくは、なってます。


じゃぁ、何が変わらない本質で、何が指導して変えなければいけないところなのか。
これは、色々言われているところではありますが、私の場合は『エニアグラム』を参考に、人の本質を捉えています。


私は失敗した時は、そっとして置いてほしい派なんですが、


隣で、『そんなことがあったら、絶対飲み屋に誘って、みんなで元気づけてやるんだ』と真剣に言っている同僚を見て、


『そんなことしたら、失敗した人を周りの人間の前で、晒し者にするようなもなのに』と変えられないものに絶望し、思うだけで言えない私も、ハラスメントに加担しているように思ったりもしています。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
これからも、お付き合いいただけると嬉しいです。


では、次回。

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