やっぱり、気楽が一番

気楽に、思ったことを書いていきます

世の中にあるものだから、手に入れたい! と思った件

こんにちは、BBです。


今日は日々思うことを書いていきます。



実は某国営放送局のお仕事をした際、面白い話を聞きました。


放送局として一番お金があるであろう国営放送であっても、昭和40年代には、放送用のマスターテープが高価なため、3回のダビングを許可していたみたいなんです。



とすると、なんで、こんなものがAmazonにあるんでしょう?



こいつ、何を言ってるんだ? と思われた方もいらっしゃると思います。


放送のマスターテープが高価なため、3回のダビングを許可してるのなら、天下の国営放送局とは言え、全話数の1/3しか持っていないはずなんです。


しかも、ひょっこりひょうたん島がさらにやばいのが、人形劇だったこと。上の絵にもありますけど『ひとみ座』の傑作です。人形使いの名人たちの芸が失われてしまいます。


でも、今は、なんとなく話数が揃っているんです。


そう言えば、国営放送が、『ひょっこりひょうたん島 〇〇話をお持ちの方』、とか『プリンプリン物語 〇〇話をお持ちの方』と昔、テレビでアナウンスしたことがありました。


それはなぜか?


一般家庭にカラーテレビが来たのが昭和45年くらい。新聞の番組欄に【カラー】水戸黄門、なんて表記がされている時代です。

それより前、昭和39~44年に、家庭でカラーテレビどころか、ビデオをお持ちの方がいらっしゃった、と言うことなんです。


当然民生品(一般に普及される品:私は1980年代末くらいにやっとVHSのビデオを手に入れました)なんてありません。


今でこそ1千万円以上、と言われる放送局用ビデオ機が、昭和39年の東京オリンピックに合わせてか、家庭にあった石油王の方々に向けて、国営放送が呼びかけていたんです。


恐るべしです。お陰で、私たちは、それなりに見れるわけですが、やはりビデオをお持ちの方の版権などもあるのでしょうか、流通量は少なく、『ひょっこりひょうたん島』今でも、プレミア価格で流通しているようです。



お金持ちにはかなわない、と石油王を見るような目で見ることもできますが、やはり、お金持ちの方々の世の中の先進性を取り入れる余裕振り、拘りが凄いんです。



同じ国営放送ですが、現在『刑事コロンボ』をやっています。


犯人はセレブ、なのはご存知の通りですが、放送されたのは1973年(昭和48年)の当時のアメリカのセレブたちは、『Hey Seri!』ならぬ、手を叩けばドアが開け閉めできる部屋で生活していたり、室内外に監視カメラのある家に住んでいる、なんて生活を送っています。


犯人がビデオ動画の偽造編集もしますし、乗っている車は、フェラーリやポルシェ、ベンツです。


話の作りもそうですが、今になって、やっと、『刑事コロンボ』の凄さが分かりました。
中国語でアメリカのことを『美国』と書くのが分かる気がします。


なので、世の中にあるだろう物なんだから、手に入れたい。拘りを持ってみたい! と、お金を気にせず、どこぞの海賊のように叫ぼう! と思ったのですが……


思った瞬間に、怒られました……。



ここまで見ていただき、ありがとうございました。
これからもお付き合いいただけると嬉しいです。


では、また次回。

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